中川順平2021年5月31日1 分非常時ほど非情にも…今迄と違う公演… 今回ほど裏切られた思いで腹にイチモツをもって公演に臨んだことはない 多くは語れないが、社会が人間と人間との間ででき、作りあげられて来た今日を、あらためて考えさせられる「公演」だった。 非常とは非情、人の本音を残酷にも焙り出していく...
中川順平2021年5月25日3 分さらに、いよいよ、本番一日前…昨日、月曜日、大道具(チハヤブタイ製作)、小道具、衣装等の搬入、製作者は6人ぐらいのスタッフも同時に仕事してくれる、プロだけに早い、内容がいい、照明、音響、受付周りの設定、 いつもなら他の劇団のチラシを当日パンフレットに挟み込む、これは他の劇団も来て挟み込みを手伝う、中には...
中川順平2021年5月17日2 分いよいよ本番、迎えます。役者の本音… いよいよ来週5月27日に初日を迎える「キッスだけでいいよ」、劇団ぷらっと第7回プロデュース公演、心境は複雑でありながら、毎回の如く気力充満の思いである。 この作品、何度もあちこちに書いたが、2019年9月15日に初めて読んだ。最初は「作品としては小品だなあ」と...
中川順平2021年4月28日2 分中貝豊岡市長…ザンネン豊岡市の市長選挙にて、中貝市長が負けた。思えばこの人の名前を知ったのは、小豆島市長の塩田市長と公演後に飲んだとき、知ったのだった。この市長は京大をでて官僚になり、乞われて古巣小豆島町の市長になった。偶然に同年だった。タイトルは忘れたが平田オリザさんが書いた「日本が下り坂…」...
中川順平2021年4月12日2 分なんとなく、おそらく…あの狐憑きの…先週は、水曜日(3時間半)、土曜日(4時間みっちり)、日曜日(3時間)の稽古だった。 ほとんど2幕1場2場3場の通し稽古、昨日は全員15人参加の熱の入った稽古だった。 セリフがおぼつかない所、動きが決まらないところ、相手役との距離感、役になり切れないでいるセリフ、全体を包ん...
中川順平2021年4月5日3 分私の手元に、山田洋次監督のメッセージが…「キッスだけでいいよ」上演台本は高橋正圀さんが書いた。この人は山田洋次監督の助監督をしたり、「釣りバカ」のシナリオを書いたりの脚本家であることは、前にも書いた。 青年劇場でこの作品を上演するにあたり、紹介パンフレットに山田洋次監督がメッセージを寄せている。...
中川順平2021年4月4日2 分「真剣であるがゆえのユーモア」(倉本 聰)今日の朝日新聞(2021・4・4)に、一昨日亡くなった田中邦衛さんを悼んで、脚本家の倉本聰氏が寄稿していた。感動の弔文であった。 「男は真面目にやればやるほど、どこかで必ず矛盾がでてくるものです」…この言葉に彼はえらく共感し、そのモチーフに真剣に取り組んでくれた。かれは必死...
中川順平2021年3月29日3 分「キッスだけでいいよ」のワンクール、終った、いよいよ…この作品を決めたのは、2019年9月、ある劇団の演劇関係の蔵書数百冊の中から、候補作を10冊ぐらいに絞り、4名で手分けして読み話し合い決めた。確かにこのドラマ、衝撃度は大きな高低差はない、が流れている人間の体温の温かさは、なんとも人をして「人間っていいなあ、やさしいって素晴...