東京池袋。サンシャインビルに始まった街の開発は急速に進み、いまや芸術、文化、情報の溢れる街になった。

だが今から35年程前は、一歩裏道に迷い込めばチビた下駄の似合う通りが残っていて、商店や食堂、銭湯、木造アパートなんかがごたごたとひしめき、アジア系の留学生や労働者の居住区になっている一画があった。この物語は、そんな都会の片隅にある小さな食堂を舞台に展開するささやかな人情噺である。(作者前口上より引用)

乞うご期待の程!!