• 中川順平

関学に継いで神戸学院大の劇団が…

昨日、神戸学院大学の藤原大地君(2月11日で20才)、劇団エクスラメーションの部長(劇団員20名)が稽古に初参加してくれた。これでキャスト全員決まったことになる。先週は、関西学院大の劇団関奈月の1年生、山下築(きずく)クンが、同じ劇団の、結城全一郎君の誘いでキャストに参加してくれたばかり。元々この結城君も劇団ぷらっと旗揚げ公演(2014年5月旗揚げ)に参加してくれた高橋賢君(関学OB)からの紹介だった。そして一作年の「ディアマイパパ」に初出演の兵庫県立大学(旧姫路工大)の大月航(わたる)君(劇団エクステ所属…もう関西の学生演劇界ではかなりファンを持っていると回りの女性達が言っているらしいと周辺から聞いたことがある)はすでに今回のキャストに入り、稽古開始し、立派な「次郎」役をこなしつつある。


今回、こうして神戸学院大が初めて参加に応じてくれた。きっかけは昨年の12月、道化座の馬場さんが出演した中国劇が学院のホールであり、それを観にいったおりに、キャンパスの立て看板に「劇団エクスクラメーション公演、ブレヒト作、三文オペラ」を見たことからである。


どうしてもキャストが足らない、できるだけ若い経験者に参加してほしい、という思いから最後の手段、大学に直接訪問し学生課にお願いした。そして部長藤原君につながり、誠実に彼から電話をもらったのである。その電話口では大変誠実な語りぐちで、「いい機会かと思い電話しました。今部員に話をしていて、参加者を募っています」と。


実は今まで大学の演劇部に声はかけども無しの礫(つぶて)状態が多く、大学生のいいかげんさにウンザリ、こりゃ、使えないわと大学演劇部不信に陥っていたところだっただけに、嬉しくなった。そして昨日初めて、藤原君と我が劇団幹部4名と初顔合わせ、少し緊張気味、むしろ好感がもてる。応対も礼儀正しい。


話しのついでに言うと、演出の小森ちゃんの発想で、過去に高校演劇部に無料でゲネプロを見せよう、演劇の奥深さを見てもらおうと、兵庫県の数十校の演劇部に招待状を送った、それも顧問先生に。これが2年前、その時、反応してくれたのが、2校のみ、あとはなんの返事もなんの連絡もない。先生あたりから、「今回は行事の都合でいけません、招待ありがとうございました」ぐらいの返事がくるかと思ったが、なんにも反応なし。なんと社会性のない顧問ばかりかと思った。おそらく演劇部顧問とは演劇未経験者が担当していることから、逆に波風たてて迷惑至極だったのだろうと推測した。そして翌年からもう送らなかったのだ。なんともお粗末な話である。


神戸学院大の藤原君、来たばかりで練習にも積極的に参加してくれ、昨日4時間ほどの稽古にも出ずっぱり、ほとんど代役なのに嫌な顔もせず。帰り電車の中で「どうして参加決めたの?それに今日の稽古の印象はどうやった?」に「神戸アートビレッジに出れるということ、勉強になると思ったことで参加しました。実は参加したいと希望者が女子含めて5人いたんです。今日の稽古、勉強になりました。楽しかったですし」と期待以上の回答。


芝居は、その人の育ちがベースであり、それから役づくりが始まる。

ある有名な俳優の言葉にも「うまい、へたは、役者のもつ人間性に起因する」とある。この言葉、一番言い得てるが、本人は意外に気づかないものである。多くは、今の自分でいいと誤解しているから。


藤原君、ありがとう。君との今回の出会いが君にとって大きな成果と将来に向けてなんらかの好影響となることを祈っているよ。


昨日は、半立(粗立)だった。演出がしきりに「本捨てろ」と脅迫している。役者は怯えている。主役のマリアン、おそらく本番までには、7~8kg痩せるだろうと、僕は期待している。むしろそれが芝居の持つ呪縛、一度はまると逃れられない、ぐらい楽しいもの。

まあ、稽古に入って太ったなんて役者は一から出直しかな。那〇さん…。


そういえば昨日、稽古観に来ていた山岡孝平くん(話題の和太鼓奏者、私の友人のサンテレビの門前君が彼のDVDを監修した)が目をキラキラしながら見ていてくれた。ああいう観客がいるとこちらまで練習に熱が入る、ありがとう、また来てね。


おそらく、今回、客は3回は泣くねえ。チラシももうすぐできる…(Junpei)

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