• 中川順平

昨日、劇団幹部(?)4人、いつもの森井本店にて


昨日、今後の運営をどうしようかとの話合いを持ちました。併せてキャスティングの話、この作品、また多くの人の手助けを伴う作品だけに、このキャスティングが大きな仕事、主にこれから演出小森さんの判断に任せていこうと。

それにしても2013年暮れに、劇団創ろうかあ、と何気ない話から、福島さん、小森さん、三宅さんの4人が飲みながら話したことがきっかけだった。あれから6回公演を終えた、そして1000人の観客をいれる神戸でも話題?の劇団になりつつある。あらためて昨日のように喧々諤々(けんけんがくがく)の議論をやり「だったら辞めるわ」「もうこれで降りたいと思います」「あんたとは二度とできん」「もうやめじゃ」なんて言葉を吐きながら続いている。

おそらく多くの劇団の、集合、断裂の繰り返しを見ていても、その運営は並大抵ではないことが予想される。特に熱しやすい集団が演劇集団だけに。それにそれぞれが主義主張が強い、個性が強い集団だけに陥りやすい状態、の劇団なんである。よくぞやってると思う。各人もうええ年してるのに。いや逆にええ年して芝居がすきやだからできるのかもしれない。

そんな仲間で昨日、またもバトルやりながら、森井本店の2階でやりながら、隣の客が驚くぐらいの大声あげながら会議をもった。でもいい会議だった。もう慣れたものである。森井本店の女将さんも慣れたもの。

これからキャスティングに入る。この芝居「キッスだけでいいよ」は、フィリッピーナのマリアンという健気な女性を中心に、池袋という街の話。おそらくうまく行った先には「泣いたよ」「考えたよ」「日本とフィリッピンってそうだったんやあ」「日本人がなくしたものがあったなあ」いろいろと意見がでそうである。

そして役は際立った難しい役は主人公意外にはないが、逆に平均的日本人だけに、それを限られたセリフで表現する難しさがある、いやむしろこれこそ芝居に関わる人の向かうべき醍醐味がある芝居なんである。目立たないが素晴らしい作品、そして「泣いた」「やられたわあ」で終える、そんな芝居なんである。挑戦し甲斐のある芝居です。

いよいよスタートいたします。乞うご期待!!  (順平)


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