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寄せられた声…980名という数


●素晴らしい舞台、感激しています。以前にもある劇団の同じ演目を観ましたが、今回の舞台を拝見して、「こんなに面白い本だったのか!」と改めて感激しました。本当に素晴らしかったです。あれだけのセリフをみんな自然に、本当に自然体で語っていらっしゃった!素晴らしかったです!友人役の方も、とっても味わい深い演技をしてらした。また、いとこさんの愛らしかったこと!

前田いとこさんが加わるだけで、花が咲いたようになるのはなぜでしょうか。それを、三宅さん、福島さんらがしっかり支え、それぞれが素晴らしい音色を奏で、結果、思い出に残るような舞台になった!皆さんの笑顔、眩しかったです。

おめでとうございます㊗️‼️(神戸 Mさん)

●公演の大成功、おめでとうございます。動員数すごいですね。1000名近く行った人から聞きましたが。気が付けば、Tさんと一緒に私は劇団ぷらっとに皆勤賞です。だんだん、面白くなってきましたね。

友人のTさんは、若いころよりの演劇ファン、今でも月に2~3回は色んなお芝居を観ています。私は、たま~に、Tさんに誘われれば行っています。今回の芝居、主人公の順平さんと同年代としては、体力・気力を見習いたいと思いました。この頃足腰が弱って(>_<)

それにかっての上司Oさんも初めて観て感動してましたよ。また鳥取から必ず、またお出かけくださるのではないでしょうか?

次の機会も楽しみにしています。(玲子さん)

●まさに、体当たり演技!という言葉が陳腐になってしまいます。

特に、婦長のコスチュームを引きはがしたとき、高嶋さんの白いがガッシリした足。太ももの白いが筋肉質でひきしまった足があらわれたシーンです。前の座席のおばさんが、ゴクリと生唾をのむ音がしました。おばさんには、くれぐれもお気を付けください。    

カーテンコールで来年の公演を楽しみにというニンジンのお陰で、もう一年寿命をつなげる希望が出てまいりました。

(大阪 Tさん)

●初日舞台、本当に素晴らしかったです!ずっと睡眠不足で、、万一居眠りをしてしまったらどうしよう、、という懸念は吹っ飛びました。最初から最後まで、ずっと笑いっぱなしで。主演の皆様の息の合ったかけあい、絶妙な間、、きっと千秋楽には更にこなれて最高の笑いを引き出すことでしょう。まさに、体を張った演技、、正直上演中に何度も順平さまの年齢を思いました。

歳は、関係あるけど関係ないわ、とも思いました。

装置も素敵でした。本物のアンティークの家具が舞台をリアルに演出していたように思います。

ほかのキャストの皆さまの熱演も心に残りました。

ドタバタ?喜劇だけど、、ところどころに、ふわふわと、優しさや思いやり、ぐっと来るものがちりばめられていたような、個人的に、ハッピーエンドが大変うれしうございました。素敵な舞台をありがとうございました。(加古川 Aさん)

上記の文章は翌日、私のPCに千秋楽の翌日に送られてきたメールです。もちろん、あまりきわどい辛口の批評は来るわけないので、半分は眉につばつけて読みましたが、でも嬉しい言葉でした。そして私たちが目指そうとしている方向性に合致したご意見、まさにある方向に曲がりなりにも向かっていってると実感したのでした。

『5年たっておもうこと』 我々の劇団の平均年齢もかなり来ているゆえ、いつまでできるかわからないが、だらだらと何度も続けることの無意味さは切に思う。年に1回だが、渾身の熱意と表現を追い求めそれを客にぶつける、それだけはなくしてはならない。

それと、芝居も芸術および文芸のひとつ、いうならば表現の多様性のひとつである。だから、人に問う、その表現がどれほどのものかを問う、評価を問うために観客への案内は徹底する、我々はその主義は今も変わらない。

商業的合理性的に(売上とか利益中心)とらえがちに言われる人もいる、あの劇団はノルマがあるとかないとか、そんなのあるわけもないが、その表現を良か悪か問いたいのだ。だから案内は徹底して、観終わったあとの感想(アンケートに)をとりたい。今回も1000名の中から約65%ぐらいの方からのアンケート記入があった。辛口の代表では「テンポも悪いし、これって、本当に稽古したの?」というのがあった。

※このアンケートは我々劇団への最大のエールとして記念に原板を残すことにした。

そうなんだ、観る側からすればいろんな見方、思いがあり、偏った意見ばかりで悦に入っていてはいけないのだ。

「戦争で何も解決しない」といった有名な世界大戦の折の政治家の言葉あるが、演劇世界がどうも進歩が遅いと思えるのはこのあたりではないだろうか。

今回もアンサンブルについて思った。芝居とはやはり調和だと。舞台上ではいつなんどき不慮のできごとがおこるかわからない、今回だって、セリフ忘れ、段取り忘れ、出とチリ、小道具忘れ…まあ、たくさんあった、その元凶は私だが、なかなか覚えられなくて迷惑かけた。ただこの時に、アンサンブルと流れを知っていれば、苦肉の策やら即座の対応を行える、ここが芝居の持つ「ライブ」の面白さと怖さ、今回、客にきけば、??そんなのあった?ぐらいが多く、成功したかなあと。出ているキャストや裏方さんに一杯助けてもらった。

それにみんな真剣で仲もよく、その雰囲気を作ってくれたのが、道化座さんの稽古場や板宿の寺、立正寺さんの稽古場がもつ環境の良さのお蔭である。

そして最高だったのが、テクノホームの卜部社長が創ってくれた装置と惜しげもなく貸してくれたあの本物の置き道具類の数々、ちょっとした机に置く小物もみんなイギリスのアンティーク品、「どうぞどうぞ、使ってえ、こんなのもあるよ」と次々と紹介してくれ、小さい時から貧乏の百姓で育った私と、私以上に極貧だったと思える演出の小森ちゃんとふたりもう舞い上がって「いいですか?ほんとに?それもいいのですか?これはだめですか?」と厚かましさを通り越し口から垂涎のような二人だったのです。

この出会いは最高で、本物とは舞台をかくも華やかにかつ重層に魅せてくれるのかと思った。結果、演技が雑にならない…そんな経験をした。

やはり舞台とは生き物、とはよく言う。一人がいくら優秀で華があっても、するのは関わる人みんなの人間、その人みんなが同じ方向を向かないとできない、これは会社や組織を運営するのと同じ真理。

人はそれで苦労し迷う、だがひとつ方向と気持ちが重なり合いだすと大きな「表現」を生むことを経験した、今回の舞台であった。

多くの関わっていただけたみなさんに感謝し、これにて擱筆…。(J ・終わり)

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