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がっくり…

打ち上げがあった。12時から始まり5時ごろ、いただいた酒もみんな空に。はしゃいだ、しゃべった、のんだ、食べた、せっかく痩せたのにまた増えた。

各人が総括的な話をした。ひとりづつ。多くは「この芝居に参加できて有意義だった」だった。

スタッフもキャストも賞賛の評価…。

そして柳川さん夫婦が創ってくれたDVDを参加者にお礼として(毎年恒例)お渡しした。

みんな楽しみにお持ち帰りいただいたことだろう。そして観てくれたろうと思う。

私も観た。この撮影日は2日目の6月1日の夜の部、言い訳できないが、もう役者として疲労も極度の日の撮影だった。

観た、1幕、少し快調な出だし、しかしだんだんボロがでてくる。さらに休憩はさんで2幕となるとさらにボロがボロボロでる。

出とチリ、どころか役者が出るときに出ないのである。いないのである。アドリブでつなぐも思いつかない、セリフの間違い、段取り芝居、なんともひどい、それもほとんど私が絡む、私の責任だあ。なんか改めて、打ち上げでこの内容知らずはしゃいだことを先に謝るべきだったと思った。なんかおじいさんが出てるようで何もはつらつとした役の医者じゃない

なんか、少しやり遂げ感をもっていた私は、昨晩2幕を観て(6月18日・夜)がっくりきた。

最悪の日の撮影だったというより、これが現実だったのだ。

とても「レイ・クーニー上演したよ」なんて誇らしげに言える代物ではない。

落ち込んだ。それよか回りに迷惑かけたことで余計に落ち込んだ、みんな打ち上げで何も言わなかっただけに…

言いたかったことも多かっただろうになあ。DVD終わって冷や汗びっしょり、隣をみると、さっきまで観ていた家内はいびきかいて寝ていた。(汗)

ごめん これっ、ちょっと考えるわ すまん とてもとても偉そうに言えるようなものじゃない あかん

なさけないわあ あのアンケートにあった「すかすかやん、ほんまに稽古したんか?」の通りやわ

その人の評価が正しかったんやあ

昔、へんな芝居みたらみんなで「金返せ!!」運動の提唱をやろうよ、なんて言っていた張本人の私、できれば金半分返したいわあ。そのとき、わけのわからない芝居、演出意図もなにもない芝居、下手な役者でて3000円もとる芝居、町内会の学芸会か老人会の余興かあ、なんて毒づいていっぱい書いて顰蹙かっていた、その後多くの人から「あんな失礼なことなんで書くん?」…って言われてやめたが、本当は自分で自分に金返せ!って言いたいぐらい恥ずかしい。

なさけないわ 

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