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道化座「通天閣」…稽古雑感


今年の春、道化座代表代理の馬場晶子さんより「この秋に、兵庫芸術センターで、『通天閣』という芝居をうつ、できれば劇団ぷらっとから、小森さんと順平さんと出てくれない?」とオファーが。「OK」と即決。

そして我々の公演が終わってから、稽古に参加。

今、週に3回稽古にでている。

本番は9月6日(木)15:00と19:00の2回公演。

出演者は道化座の劇団員と他からの役者さん入れて30人弱の出演者。

中には、テレビ、映画で活躍の俳優さんも大阪から参加してくれている。聞けば道化座代表の須永さんと若い時からの芝居仲間でよく協力し合っていると。

同じ釜の飯食った仲間の絆は深く強い。

芝居の内容は、詳しくは述べられないが、あの通天閣界隈を舞台にした相克なる人間模様の人情劇。

主に底辺に近い生活者、ゆえに人間が色濃くでて、その関係、そこに渦巻く愛や憎しみや希望をなくした者どうしが織り成すドラマ、ただそれゆえにせつなくてあたたかい。

「通天閣」…大阪のまさにシンボルだった歴史物の建物、ここに人は集い大阪名所でもあった。行くところのない者が集まり先への夢のない者が飲み、なんとも大阪の下町の雰囲気をもつ作品となっている。

原作は作家の西加奈子が書き、劇団の座付脚本家のおおやかづきが、西加奈子氏の了解を得て台本化した作品。

原作は織田作之助賞受賞作品。

是非、観にきてください。まだまだお席はあります

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