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二代目 和風総本家

  • 2018年10月15日
  • 読了時間: 2分

先週、何気に木曜日の9時からテレビ大阪の「二代目 和風総本家」という番組を見た。

ボロボロ泣いた。なんとも素晴らしい番組、久しぶりに泣いた、まあドキュメントなんだが、これも素人が主役だから泣いた。これが演技者だったら泣かないし、すぐ変えただろう、チャンネルを。

言うならば「いまさら、日本応援歌」なんだ。もう50年前にもなるが、戦後、日本は全国の都市が灰に帰した町だらけ、そこから「日本人」は世界に類をみない成長を遂げる。その背景には日本人の勤勉さ、儒教、教育、しつけ、生活習慣、そして倫理感があった。「人に嘘をつかない、人のものを盗むな、人を傷つけてはいかん」という倫理観が。この時代に生きてる、私くしJもまさに1951年生まれ、すでに67となる。この年齢前が戦後生まれ、そして団塊時代と言われる、今でも人口比率の一番高い年齢、すでに定年退職組だが金は今でも一番持っていて、老後へのたくわえもしっかり持ってる、私は例外だが。

そうして高度成長、世界のGNP世界第二位、かってはドイツ、イギリス、フランスがお決まりのGNP、ダントツはアメリカ、そしてこの小さな国日本がサミット加盟する。世界が認めた国、先日もノーベル賞26名の本庶(ほんじょ)佑(たすく)さん(76)、なんと1000億ほどの権利とお金を基礎開発に提供するとの話もあるぐらい、まさにこの時代の教授。

しかしどんどん時代が変わり「made in Japan」がかってほど価値をもたなくなりその凋落ぶりは目立っている。

そう、いうならば今回、「日本応援歌」の番組ができた。それが「和風総本家」…アナログだが泣いた。

先日、取材に行ったテレビ大阪の田中社長がこの番組をすこし宣伝していた。そして観た、泣いた、そんな番組、また機会があれば毎週木曜9時観てほしい、「下町ロケット」もいいが、リアリティのある素人出演の良さとリアリティがある。芝居もそうあるべきだと思う。だから芝居、舞台がもつ「磨かれ鍛えられた素人」がいいんだ。僕は切にそう思う。

田中社長にも「是非地方の劇団、応援してよ、オーデションでいいから陽を当ててやってよ」と力説してきた。

芸術は「感動」のために

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