おつかれさまでした

今回の「葬儀はキャンセルできない」に関わってくださった皆様、お疲れ様でした。

大道具制作、音響、照明、衣裳、受付、演劇関係の学生くん、会館スタッフ、そしてキャストの皆さん、神戸では珍しい7回公演という長丁場に最後まで一糸乱れず、アンサンブルを表現しきっていただき、ありがとうございました。

 

制作部長として、こころより御礼申し上げます。

 

まだ発表がありませんが、どうやら今年も900名を超えたお客様の入場であったようです。

アンケート回収率も6割弱、まさに驚異的な回収率です。劇団関係のアンケート回収率は知っている限りにおいて2~3割が普通、それも「良かった」「〇〇さんがかっこよかった」的なのが多いのですが、劇団ぷらっとのアンケート内容は、出版物で言えば「ベストセラー」と言えるような、アンケートが廻ってくると閲読率100%、人気度100%の代物で、みんなが目を皿のようにしてみます。そして「そうか、そういう視点があったか」「なるほど、そう見えていたか」とか、中には「嬉しい、あの表現をきっちと受け止めてくれているわ」「あの動きは、発見です。もし僕がやるならゼッタイ使います」なんて専門的な意見や芝居の筋や表現に関する意見が多いのが特徴、ありがたい来年への意見、応援歌なんです。

 

チームワーク…これは劇団ぷらっとが一番大事にしているアンサンブルのエキス、今回も本番~4日間、公演10分前に楽屋に集まり、全員で「ファイト!」の合唱をやります。まるで少年野球の試合前みたいに。ちょっと参加するの躊躇するのですが、制作としてはまとめ役ですから仕方ありません。でもその瞬間、俳優たちが童心に帰るのです。70代も60代も20代もみんな子供に還り、その緊張感に打ち勝とうと子供のような顔になります。

恥ずかしいですが、私も内奥からなんかあったかいものが浮きでてきます。

それに発声練習、これは三波春夫の「俵星玄蕃(たわらぼしげんば)」をみんなでやり、声の高低の調子を整え、そして「あめんぼあかいな」を6回、普通、高低、早口3回やります。

本番前にもやります、全員で、老いも若きも。

 

それから、何度稽古しても詰まったり、忘れたり、たびたびですが、でも誰が悪いや、誰のせいや、なんて声がもってのほかでいつも「ドンマイ、ドンマイ」。

でもだいたいが、順〇さんあたりがそのあたりの元凶のようです。でもその〇平さんは、そこそこベテランで上手いこと、とちったり忘れたりしたセリフをカバーしてギャグやらで知らん顔して、他の役者がまちがったように振り向けますねえ。その厚かましさや技術は流石で、振り向けられた役者さんが、袖から出たあと「また〇〇さんにやられたあ」と笑ってるシーンがよくあります、ここだけの話。これは前から有名で「順〇さんのアドリブは、受けない、すべる、気を付けよう」と標語になってるぐらいです。でもそれを広めてるのは天敵、森〇さんのようですがねえ。

 

今年も終わりました。ちょっとモヤモヤする舞台でした。喜怒哀楽のはっきりした本でなく、何重にも入り組んだ芝居だけにドカッと笑えるとかはなかったですが、なかなか役者の成長を感じた、また装置始め他のジャンルの芸術性も一段とアップした作品であったような気がします。

 

おそらく、役者さんもやり切って、今は仕事で家で現実に帰り、反芻し思い出を楽しんでいることと思います。中には、早く来年にならんかなあと思ってる方も。

 

そうそう来たる6月5日、水曜日、報告会と謝恩を兼ねて稽古場立正寺で6時半に集まります。さてどんな顔して皆さん集まるのでしょうか。

 

そうそう、なんか千穐楽の日、打ち上げを近くの「はきだめ」という店で。大いに盛り上がり中には泣きだす人、突然嬉しさのあまり大演説を始める人、最後商店街の真ん中で抱き合う人、別れがたくてJR神戸駅まで見送ってくれる人…子供に思いっきり還ったそんな夜でした。

 

おつかれさま、みんな、とくに演出の小森さん、本当におつかれさまでした。

さらに一段と演出の腕を…のように思いました、おそらく神戸では…  ありがとうございました。          制作 乾

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload