2020 プロデュース公演 vol.7
「 稽古風景 」 2020年3月7日(土)
まもなく1幕の立稽古を終えます。稽古を重ねてきた分、表現する人物像がより明確になってきました。ここから一挙に2幕を仕上げていきます。勿論、根底にある具体的な目的や目標、意思をもって如何に成し遂げようとするのか?台本には書かれていないその人の背骨のようなものを発見し、どれだけ肉付けしていけるかが大切です。
ここにサラリーマンやOL、フィリピン役の方が加わりますが、より高度なアンサンブルが求められます。独りよがりな芝居にならないように稽古を重ねます。タガログ語と歌の指導を受けながら。小森清太
発売まで今しばらくお待ちください

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「キッスだけでいいわ」
作:高橋正圀 / 演出:小森清太
日 時:2021年5月27日(木) 14:00 / 18:30
5月28日(金) 14:00 / 18:30
5月29日(土) 13:30 / 18:00
5月30日(日) 13:00 / 15:00
料 金:一般¥3,000-/学生¥2,000-
自由席・完全予約制
会 場:神戸アートビレッジセンターKAVCホール
池袋は下町の食堂に通う人々と、その界隈で暮らす外国人労働者が繰り広げる人情噺だが、日本語が十分に使えない外国人労働者の弱い立場を利用する社会問題が根底に流れる。
働き乍ら技能を覚える技能実習生制度のもと、年間約150万人もの外国人労働者が、いま日本で働く。この舞台を通して、私たち日本人の働くことの真の姿を見つめ直すきっかけとなれば…
演出 小森清太
いまから35年程前の東京池袋。 サンシャインビルを望む裏通りには商店や食堂、銭湯、木造アパートがひしめき、その一画に
アジア系留学生や労働者の居住区があった。
9月のある雨の夜、裏通りの片隅にある小さな食堂「風流亭」の前に、一人のフィリピーナ・マリアンがずぶ濡れで倒れていた。
食堂を営む松五郎と翠の好意で、店で働くようになったマリアン。 数日後、彼女の前に探していた兄、ホセが現れる。
だが彼は、工事現場で怪我を負い高額な医療費の支払いができず逃げてきていた。 兄のこと、好きになった日本人の彼とのこと、そんな苦悩の中で健気に生き抜くマリアン。 外国人労働者問題を背景に、日本人の忘れかけている優しさ、家族の尊さ、異文化の中での差別や偏見…そんな社会問題を考える話題作である。
※高橋正圀氏は「男はつらいよ」の山田洋次監督に師事し、自らも「釣りバカ日誌」の脚本など、映画・テレビの脚本を多く手掛
ける。社会問題を庶民の目でやさしく語り、人情味溢れる笑いの内に人々を励ます人情喜劇噺の名脚本家である。
スタッフ
作 :高橋正圀
演 出:小森清太
言語指導:ジェラ北村
歌唱指導:森本隆彦
グラフィックデザイン:小林正美
音 楽:山本耕大
舞台美術:日下 文【ちはや舞台】
舞 台:ちはや舞台株式会社
道 具:野際 涼
相良 玲【劇団神戸】
西村和徳【劇団神戸】
舞台照明:堀越美草
音響効果:
衣 装:杏子
舞台監督:宮野川裕也
助手:井関崇明
DVD撮影:柳川 守
制 作:乾 宏昭
キャスト
協力:劇団神戸/劇団道化座/吉田商店/劇団エクステ/なにわニコルソンズ
協賛:あん株式会社/エキストラ珈琲株式会社/柳原蛭子神社/KCスタジオ
後援:神戸市/株式会社神戸新聞社/株式会社サンテレビジョン
俵松五郎(風流亭主人) :中川順平
俵 翠(その妻) :福島啓子
俵 勇平(その息子) :原圭太郎【吉田商店】
大宅庄助(アパートの大家) :三宅幸雄
次郎(町のチンピラ) :大月 航【劇団エクステ】
マリアン(フィリピーナ) :朝山千里
ホセ(マリアンの兄) :竹村孔一
野田修司(マリアンの恋人) :そそそ
沢井華子(OL) :三宅永見子
御手洗貞麻呂(サラリーマン)
:吉見春人【なにわニコルソンズ】
筒見敬四郎(土建屋の社長) :那須徹哉
由美子(OL)・エミリア(フィリピーナ)
:鹿田ひさこ
明美(OL)・ステル(フィリピーナ)
:中村容子
和夫(サラリーマン)・ボニー(フィリピン)
:森本隆彦
誠(サラリーマン)・モン(フィリピン)
:中田佳輝
舞台美術 第二案 by 日下 文【ちはや舞台株式会社】
