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俳優のノート(4)
いよいよ山崎努のリア王も本読みが始まり、周辺の役者もみんな自分で訓練を積んできている。プロの世界の本読みとは、発声やらイメージ創りや舞台の上下(かみしも)の位置での動きなどを自らがイメージングしての本読みであり、多くの予習をしてきているうえでの本読み、我々のように、演出が一...
新しい劇団誕生
4月27日土曜日、芝居の稽古のあと、灘にあるイカロスの森という舞台で上演された「モンタージュ」(作高泉淳子 演出さいとうつかさ)を観てきました。 劇団はさいとうつかさくんが作っていた「いわゆるえんげきの会」が[BLUE EARTH THERTER...
あれっ?NHKの「なつぞら」で昨日の稽古と同じシーンが…
昨日の道化座での稽古、4場、ほとんど細かくやっていない、こりゃ、時間かかるわあ、と思っていたら、なんと2回通したが、これがなかなか出来がいい。 前日の演出からのラインメッセージが効いたのかもしれない。「台本はもつこと許さない」「各人がしっかり考えて稽古に臨むこと」…と。稽古...
男の涙
先日、順平さんと飲んだ、なんか胸に一物を蔵したような少し伏し目がちな、ちょっと怖いような沈痛な面持ち、「ちょっと、いややなあ、昔の順平さんみたいで、怖いなあ…」って思いながら、ビール飲みだした。そして、聞いた話…、驚きだった。...
もの言わぬ演技こそ…
リアクションは演技の大切な生命線の一つだ。相手役お構いなしに一人で勝手に演技する俳優ほど始末に負えないものない。(山崎) これは山崎努の「俳優のノート」のなかの一節だが、味わい深いので再度書く。 逆に言えば、リアクションがとれない役者は退場すべきである。リアクションはモノ言...
稽古で思う事
たしかに、芝居のもつ効用はすごいと実感する。逆に難しいものでなく、楽しいのである。 今日の朝の「なつぞら」で、主人公の広瀬すずが言う「絵を描いているだけで、みんな忘れて楽しい」と。私のとってたしかに俳句創っている時間、その時間はなんとも楽しいし他のことを忘れる。気が付けば2...
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